製品概要

カメラによる撮像技術とAIによる判定技術、そして現場での運用ノウハウを統合し、外観検査工程の自動化を包括支援するサービスです。
全体計画の策定から必要機材の選定、AIモデル開発、現場への導入・運用までを一貫提供し、外観検査自動化プロジェクトを安心して進められるようにします。
さらに、取得画像データの分析による不良原因の特定支援や、製造現場全体のデジタル化支援にも対応しています。

解決する課題

  • 人依存のばらつきある検査をデジタル化・自動化したい
  • 画像検査装置のパラメータ調整に時間がかかり過ぎている
  • NG品分類に検査員の工数が割かれ効率化したい
  • AI導入に不安がありプロジェクトが停滞している

主要特徴

  • 撮像: 被検品全体を広視野で撮影・学習し、見逃しのないモデル構築
  • 判定: 不良ごとに最適な撮像手法を組み合わせ、高精度なAI判定を実現
  • 運用: 専門データサイエンティストがモデル精度検証・再学習を行い継続的に精度向上支援
  • 不良原因分析ソリューション:検査画像データから工程の不良要因を解析し、品質改善を支援
  • 製造ライン全体のDX支援:検査自動化を起点に工場全体のデジタル化までサポート

技術仕様

対応材質
金属 樹脂 その他 食品 化粧品類
対応形状
平板(シート・板状) 円筒(棒・パイプ状) 複雑形状(異形)
検出対象欠陥
キズ 異物 変色 欠け へこみ 色ムラ
照明条件 検査対象に応じた照明環境を設計・提供(専門パートナーと連携)
ライン対応 インライン

測定条件補足

「撮像・判定・運用」の各段階で専門支援し精度・速度を最適化

導入プロセス

1

全体計画策定

現状把握・計画書作成・ROI検討・業務フロー作成などを実施

2

撮像検証

カメラ・照明・画像サイズ・タクトタイム等の撮像環境を検討し、簡易検証機で実証

3

運用システム要件定義

要求仕様・業務フロー・機能要件・システム構成・データ保存方法などを定義

4

初期運用システム開発

撮像装置開発、搬送システム構築、運用システム導入(AIモデル開発含む)

5

AI開発・完全自動化

本番運用データを収集しAIモデルを継続開発・実装。検査工程を完全自動化